驚異の英語力!フィリピン人はビジネス英語力が世界一!?(特別編)
最近ではフィリピンへの英語留学や、フィリピン人講師によるオンライン英会話が英語学習のブームとなっている。
『なんでフィリピンなの?』と不思議に思われた方も多いのではないだろうか。実はフィリピン人の英語力は日本人と比較にならないほど優れている。今回は特別編としてフィリピン人の驚異の英語力に迫る。
2013年に行われたGLOBAL ENGLISH社の調査によると、フィリピン人のビジネス英語運用能力はなんと78カ国中、第1位!ちなみにこの調査は78か国137000人の様々な産業で働く従業員の「職場で使用する英語力」を測ったもので、日本は50位となっている。
小学校から英語教育
今やアメリカ・イギリスに続き世界で3番目に英語を話す人口が多い国とも言われているフィリピン。とはいっても第一言語はタガログ語だ。実は1898年〜1942年のアメリカ植民地時代に英語教育が行われてきた。現在は植民地時代も終わり独立しているが、1974年教育省令25号によりフィリピン語と英語による二言語併用教育政策が発表されたのだ。
それにより現在ではフィリピン人は小学校から英語教育を受けて育つ。教科書や授業は全て英語で行われ、テレビや雑誌も英語のものが多い。教育に力を入れている家庭では子供が生まれたときは、まず英語から覚えさせることが一般的だ。僕の友人の家族は、3歳の子供の前では必ず英語で話す。このように小さいうちから英語に慣れさせるのだ。
なぜここまで英語に力を入れるのか
答えは簡単だ。綺麗な英語を話すことにより職業機会が大幅に増える。フィリピン政府によると2013年末時点で同国人口の1割の約1023万人(永住者を含む)が海外で暮らす。渡航先は米国が353万人と最も多く、中東が248万人で続く。彼らは皆現地の家族に仕送りをして家族を支えている。
コールセンターが人気
コールセンターの産業はフィリピンのGDPの2~3%を占めているので日本でいうと、自動車産業と同じぐらいだと聞くと、インパクトの大きさが伝わるかと思う。そしてそのほとんどがIBMやマイクロソフトなどのアメリカ企業である。外資からすればフィリピンのように人件費が安くて質の高い英語を喋る国は魅力的だ。フィリピン人からみても現地企業よりも給料の高い外資のコールセンターは魅力なのだ。
英語の訛りが強い!?
訛りがある人が多いことは確かだ。実際高い教育を受けていないタクシードライバーは何を言っているのかわからないこともよくある。しかし、日本人はどうだろうか。個人的には日本人の英語は世界でもトップクラスのなまりっぷりだと感じる。私たちが英語を国語としていない以上は、英語が得意なインドやヨーロッパの国々でさえ訛りがある。標準とされるアメリカ英語は世界全体で見れば母数は大きくないはずだ。私たちが海外に行くときは英語にも国によって違いがあることを理解する必要があるだろう。
フィリピンと日本の比較(暮らし編)
フィリピン人の平均月収と物価(2017年7月現在)
フィリピン人の平均月収は約4万円〜6万円といったところだ。
《アルバイトの時給》
●ジョリビー(人気のファストフード店)
時給73円、8時間584円
●アパレル、ファッション
時給170円、8時間1360円
●オンライン英会話
時給276円、8時間約2200円
もっと詳しく知りたい方はこちら(PHP=2.3円)
外食は100円〜200円ほどで、もし一食に500円も利用するのであればかなり贅沢をしているだろう。基本的に成人しても家族で暮らしていることが多く、普通に働いている人はあまりお金には苦労していないように思える。
フィリピンの気温、気候
フィリピンは年中暑いので日本の夏服があればOK。年平均気温は26~27℃。6~11月が雨期、12~5月が乾期と一応分かれているが、地域によってかなり差がある。ただし、バスや屋内はエアコンの設定温度が基本的に16℃とかなり寒い。必ず羽織るものが必要だ。長距離バスの移動になると現地人も羽織るものを必ず持参する。ちなみになぜエアコンの温度を適温に設定しないのかをフィリピンの友人に尋ねると不思議な顔をされた。『屋内はジャケットを羽織る』これがフィリピンの常識なのだ。
ユニクロは高級品!?
Tシャツは古着なら20円〜、新品でも200円程度から揃えることができる。靴はサンダルなら100円、中国のナイキやアディダスの模造品ならば700円〜購入できる。一般的な日本人の感覚ではユニクロは安くて高品質な印象だろうが、フィリピン人にしてみれば高くて高品質だ。現地のマーケットに行けば200円で買える服を1000円〜3000円もするユニクロで買おうとはなかなか思えない。彼らにとってユニクロやその他ブランド品は手の届きにくい代物だ。
ご飯がないと何も食べれない!?
マクドにもご飯
KFC ケンタッキーにもご飯
フィリピン人はライスを本当によく食べる。ちなみにフィリピンの友人に『日本のマクドナルドとKFCにはご飯はないよ』と伝えたら口を開けて驚愕していた。そしてなぜか彼らは1日に5回食べる。朝、昼、昼、夕、夜、とにかく1日中食べている。朝の挨拶は『おはよう!もう朝ご飯食べた?』だ。ちなみに僕は朝ごはんは食べない派だ。それを伝えると心底心配してくれる。フィリピンではストリートフードが数多く並んでおり、どこでもお腹を満たすことができることは魅力の一つだろう。
番外編
もしあなたがフィリピンに行くならば必ず出くわすのが、ストリートチルドレンだ。彼らは、私たちを見た途端に近づいてきてお金をくれるように頼むだろう。それは私たちからすれば極々小さい額だ。50円、100円、200円。少額のお金をあげることで人を助けることができるのであれば少しは役に立ちたい、多くの日本人であればこのように感じるかもしれない。僕もそのうちの一人だ。実は3人の子供たちに100円ずつ渡したことがある。しかし、これを見た友人は僕を注意した。彼らの中には、物乞いを商売にしている子もいる、そしてその子たちはヤクザのグループに属していて、渡したお金は麻薬や銃の購入など犯罪に使われるそうだ。だからもしあげるならば、食事にしなさいと注意された。
ということで、フィリピンにはどこのお店でも『パックプリーズ!』と言えば無料で容器をもらい残った食事は持ち帰ることができる。彼らはストリートチルドレンにおすそ分けするかそのまま家に持ち帰って家族に分ける。このような助け合いの精神が貧しくても餓死する人が少ない国を作りあげているのではないだろうか。
フィリピンと日本の比較(経済と貧困)
出生率は東南アジアNo.1
経済成長が著しいアジアの中でも特に注目を集めているのがフィリピンだ。その理由の一つが、経済の成長率だ。フィリピン(12位、1億572万)人口は、JETROのHPによれば2014年には1億人を突破した。その出生率は3.08人と、東南アジアで最も高い数字を誇る。僕のフィリピンの友人はいとこが30人いることも珍しくない。何より若い世代で構成されているのが最大の強みだ。全国民の平均年齢は、約23歳。つまり生産年齢人口が、圧倒的に多いというわけだ。2023年には日本(10位、1億2725万人)人口を超える。
日本の平均年齢 46歳
フィリピンの平均年齢 23歳
これだけ生産年齢の人口が多いのであれば、たくさん雇用が生まれて国は急成長するのでは?
日本は高齢化が進み、労働者不足に陥り経済が鈍化している暗いニュースばかりだが、それに比べてフィリピンは急激に成長している国の一つだ。そしてこれがフィリピンのビジネス街マカティ、いわゆる東京でいう銀座や東京駅にあたるだろう。
フィリピンむちゃくちゃ発展してる!僕はフィリピンに着いた瞬間大興奮。イメージの10倍くらい発展してるぞ、と。街は本当に若い人ばかりで活気に溢れている。
しかし、これはフィリピンのごく一部にすぎない。一般庶民はここに近寄ることすらないのだ。主に外国人労働者や富裕層が住むエリアとなっており、物価は現地相場の3倍から5倍はする。ビシネスビルや、ショッピングモール、シャネルやルイヴィトンなどのショップが立ち並ぶ。街も綺麗で治安はかなり良い。
貧富の格差が大きい
確かにフィリピンは急成長しているが、その陰では貧富の差が拡大していることも問題だ。僕は、バセコというフィリピンの中でも特に貧困な層が住むエリアをボランティアで訪問した。人数は僕とスタッフの2人だった。フィリピンは5000以上の島から構成されている。それらの島から今よりも良い暮らしを望み、首都マニラを目指した人々が、悪く言えば勝手に映り住んだエリアだ。しかし、実際には職に就けず、1日1ドル以下でのかなり貧しい生活をしている。
この街にはほとんど足の踏み場はない。あたり一面がゴミで敷き詰められており、悪臭と無数のハエがたちはだかる。子供たちは靴を買うお金がないので裸足で走り回っている。もしガラスを踏んで足を出血した場合は細菌が体に周り、死に至ることもある。危険はそれだけではない。デング熱や、狂犬病、台風で雨風が強い日は隣の海が増水し、吹き飛ばされる。
僕はスタッフに尋ねた。なぜ彼らはこのような生活を強いられてもなお、自分の島に帰らないのか。どうやら自分の島にいるよりもここにいる方がマシな生活が送れるからという理由だそうだ。
僕はこのバセコで、これまでの人生の中でも衝撃的な体験をした。ここに来るまでは、(彼らは貧しい生活を強いられて不幸に違いない、何か自分にできることはないか)と傲慢とも言えるようなイメージで訪れていた。しかし、実際は違っていた。彼らは本当によく笑い、フレンドリーだ。ゴミだらけの海を気持ちよく海水浴したり、子供も大人もビリヤードや昔のインベーダーゲームをして楽しむ姿は幸せそうに見える。このような姿はまさにカルチャーショックだった。
確かに考えてみれば当たり前の話かもしれない。今のバセコの人と石器時代の人、どちらが貧困かと問われればおそらく石器時代の人々だ。では、石器時代の人々が不幸だったかと問われれば疑問だ。幸せな人もいれば、不満があった人もいただろう。僕はこのような体験から確信したことがある。お金と幸せは必ずしも相関関係にない。
バセコの人々は、彼らの生活の範囲内で充分に人生を楽しんでいる、少なくとも僕の目にはそのように映った。それに比べて(日本人はどうだろうか)と考えさせられた。
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フィリピンと日本の比較(乗り物編)
フィリピンの移動事情は面白い。移動手段はかなり豊富だ。
- タクシー
- ジープニー
- トライセコー
- ペディカブ
- メトロ
ここでは僕の体験談を交えながら紹介したい。
タクシー:初乗り 約80円
フィリピンはアジアの中でも特にタクシーの料金が安い。日本人なら電車に乗るような感覚で、かなりの距離をタクシーで移動することができる。1時間乗っても600円ほどだ。しかし前回の記事でもお伝えした通り、一般的なタクシーは安全とは言えない。そこでオススメなのが、タクシー配車アプリのGRABを使用することだ。あのソフトバンクも出資したことで知られている。GRABは、ドライバーをユーザーが評価する仕組みや、専属のタクシーを持つなど、安全にはかなり考慮されている。フィリピンではUBERよりも使う機会は多いだろう。それでも完全に気を抜いて、後ろで居眠りするようなことはオススメできない。
ジープニー:約16円
フィリピン人の移動手段の鉄板、乗り合いタクシー。簡単に言うとバスだ。日本人には乗るのは少々難しい。行き先がわかりづらいのが難点である。乗り方は簡単。止まっている車に勝手に乗るだけでOK。料金は近くの人に渡せば、バケツリレー方式で運転手のもとへ運ばれる。
トライセコー:約30円
フィリピン人の庶民の味方トライセコー。この乗り物に定員オーバーは存在しない。5人でも6人でも乗れる限り、乗ることができる。移動範囲が決まっているため、長距離の移動はできない。道路は日本のように整備されていないので、ガタガタと乗り心地はあまりよくないかもしれない。その振動と音のうるささは、まるで遊園地のアトラクションだ。
ペディカブ:言い値
簡単に言うとこれは台車をつけたチャリンコだ。主に観光地周辺を散策するときに使用される。外国人の場合は、完全に言い値になるので気をつけたい。僕はこれで痛い目に合ったことがある。観光エリアをフィリピンの友人と散策していたときのこと、ペディカブのドライバーに声をかけられた。400円でいいよと友人に話を持ちかけ、友人が乗ろうというので、僕も了承した。3時間が経ったころ、ドライバーは30分で400円だから3時間で2400円だと言いだした。当然口論になったが、友人が私のせいよ、ごめんなさいと言ってお金を渡したので、僕はそのお金を後で友人に支払うことにした。実は、ドライバーの勧めで途中の美術館など施設に入ったので、実質の移動距離はたったの1.0kmほどだった。ペディカブに乗るなら歩くことをオススメする。
メトロ:約30円
メトロはかなり混雑している。まるで東京の電車のようだ。電車は3ラインしかないので便利とは言えないだろう。料金はかなり安く、誰でも乗ることができる分、安全さには欠ける。乗るときはカバンを必ず前で持ち、ポケットには何も入れないようにしよう。
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フィリピンと日本の比較(治安編)
僕たち日本人はフィリピンを治安の悪い国だと考えている。では、実際のデータはどうだろうか。
年間、殺人事件は約1.1万件(前年比約18%増),強盗事件は約2.1万件がそれぞれ報告されており,その件数は,殺人事件は日本の約13倍,強盗事件は日本の約9倍となります。
そう、相当悪い。殺人事件は日本の13倍。強盗事件は日本の9倍だ。フィリピンは日本の人口より18%少ないだけだ。中でも首都マニラの犯罪率は圧倒的な多さだ。マニラの人口10%に対してフィリピン全体の強盗と強姦はマニラだけで10%を超えている。
僕には、セブやダバオという違うエリアに住むフィリピンの友人が何人かいるが、彼らもマニラは危険だから行ったことがない。現地の人でも避けたくなるような場所だ。
しかし、マニラに2週間滞在した僕は一度も身の危険を感じることはなかった。確かに何度か、2倍〜10倍の値段を請求されたことは確かだ。それは、全て自分の詰めの甘さが原因だ。
例えば、マニラの空港を出てすぐのタクシー乗り場での出来事だ。
40代の色黒のフレンドリーなおっさんに声をかけられらた。
『Where are you gonna go,my friend?Are you Japanese?こんにちは、友達(^ ^)』
*写真はイメージです
いま思えば、ここに危険なフレーズが全て詰まっていた。フィリピンは治安が悪いことは知っていたので日本で事前に調べつくした。危険ナンバー1はタクシーだ。(このおっさんは怪しい)僕は無視することに決めた。
しかし、ガンガン話しかけてくるおっさんに少し気を許してしまい、10分ほど話をした。
「俺は日本が大好きだ。嵐やAKBも知ってるぞ、お前はどこに住んでるんだ?大阪か?東京か?俺もいつかお金を貯めて、家族と日本に行ってみたいぜ。見てくれよ、これが俺の子供だ、可愛いだろ?」
こんな話をしているうちにこのおっさんは悪い人ではないかもしれないと次第に思うようになった。そして
「どこに行くんだ?連れってやるよ。」
僕はすぐにNOと答えた、するとおっさんは何かの証明書を僕に見せた。これは、国に許可されたタクシーの証だとおっさんは言った。タクシーにもそのシールが貼ってあった。最近タクシーの犯罪が多いから、このような証明書ができたとのことだ。やはりこのおっさんは悪い人ではない。僕は確信した。
行き先を伝えると
「おー、かなり遠い場所だなぁ。もし行くなら4500円はかかるぞ、他のタクシーに乗れば少しは安くなるが、危険だからやめたほうがいい。少し高いけど俺は国のタクシーだから安心だろ?」
確かに1時間はかかる遠い場所だ。少し高くても安全ならいいか、僕は4500円を支払った。
しかし、これは全ておっさんの嘘だ。実際には国お墨付きのタクシーなんて存在しない。普通のタクシーに乗れば1時間600円くらいで移動できる格安の国、それがフィリピンだ。
実はこういうことはよくあり、みんな騙される。なぜなら騙そうとしている人間はみんないいやつなのだ。相手のためになることを短期間に、どんどん提供してくる。凄腕の営業マンだ。これについて僕は心底関心している。
そして恐らく僕たちがイメージする悪い人間はこうだ。
*あくまでもイメージです。
だが実際はこうだ。
*あくまでもイメージです
話を戻そう。
『Where are you gonna go,my friend?Are you Japanese?こんにちは、友達(^ ^)』
ここには注意すべきことが詰まっている。そして、このようなフレーズで話しかけてくる人間は、フィリピン人に限らず、東南アジアの途上国では必ず出くわす。注意すべきポイントを下記にまとめてみた。
- 話しかけてくる人は信用しない。
- 知らない人についていかない。
- 日本の言葉を話す人は要注意。
- 出会ってすぐにマイフレンドにならない。
- 現地の人の平均給与、相場を抑える。
ここに書いていることは小学生でもわかるようなことだが、免疫のない日本人はほぼ確実に騙されてしまう。日本とは全く異なる世界に来ている自覚を持つことを心がけたい。
ちなみにタクシーを使うときは、タクシー配車アプリのGrabを使用することをオススメする。あのソフトバンクも出資したことで知られているGrabは、ドライバーをユーザーが評価する仕組みや、専属のタクシーを持つなど、安全にはかなり考慮されている。料金は乗る前から予め決まっているので、ぼられる心配もない。フィリピンではUBERよりも使う機会は多いだろう。それでも完全に気を抜いて、後ろで居眠りするようなことはオススメできない。目が覚めたら人通りの少ない暗闇にいるかもしれない。
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2017年 アジアの実態は本当はどうなのか
これは僕の2017年3月〜約4ヶ月間に渡るアジア旅の記録ブログです。
現在の発展状況を教えて欲しいという要望が想像以上に多かったので、少しでもそのような方のお役に立てればと思い、旅の記録を発信することにしました。
※これは一つ目の投稿のため、旅については書きません。
《今後の投稿予定》
1.フィリピンと日本の比較
2.カンボジアと日本の比較
3.中国と日本の比較
4.香港と台湾とマカオと日本の比較
5.タイと日本の比較
6.インドと日本の比較
7.シンガポールと日本の比較
旅をする上で現地の実態をなんとなく感じるのではなく、人口、GDP、産業構造、歴史を踏まえた上で、数字で捉えることが重要だと考えました。数字で捉える国のイメージと現地のイメージとのギャップがどれほどあるのかを感じたかったからです。
ご存知の通り、現在のアジアは目まぐるしいスピードで経済発展しています。平均年間で約6%成長です。これはたった12年で経済の規模が2倍になることを意味します。中国はすでに日本を追い抜いてアメリカに次ぐ2位です。日本の2倍の経済規模を誇ります。インドも2030年までには日本を追い越して3位になります。
下記は2016年のアジアのGDP成長率を表した表です。
今回の旅の目的は、
・貧困の現状ついて知りたい。
・実際のアジアの発展状況を知りたい。
・現地の人の暮らしや、価値観を学びたい。
この3点です。
最近では、下記のような中国の発展を示唆するニュースや、日本経済の停滞のニュースをよく目にするようになり、自分の目で確かめてみたいと強く感じていました。
www.from-estonia-with-love.net
僕は主にアジアの主要地域を旅しました。
アジアは今後世界の中心となる舞台です。
実は、観光とは程遠い場所で過ごすことが多かったように思います。
フィリピンではスモーキーマウンテンという東南アジアno.1のスラム街に足を踏み入れたり
カンボジアのジャングルのような家に泊めてもらったり
こんな旅をした僕が肌で感じた体験を素直に書き示します。ですので、実際の現場とは少し異なる可能性がありますが、ご了承ください。
内容は、肌で感じた経済発展、物価、現地の価値観などをそれぞれの国に分けて発信していこうと思います。あと、個人的な考え方も時折入ります。よろしくお願いします。
下記は僕が旅をした国です。
【中国】
深セン、広州、佛山
(台湾)、(マカオ)、(香港)
↑()は中国とはそれぞれ別の国扱いになってます。中国人でもパスポートが必要。貨幣が全く違う。インターネットもそれぞれ圏外。GDP計算も別です。
【フィリピン】
マニラ、セブ、ビガン、バギオ
【タイ】
バンコク、パッタヤー
【カンボジア】
【ベトナム】
【インド】
デリー、リシケシ、バラナシ、コルカタ
【シンガポール】
親愛なるKKに向けて。
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フィリピンと日本の比較(治安編) - 【2017年実際どうなの?!アジアの実態!】